広島ナイン会見一問一答【中】丸が最敬礼「今日から田中さんと呼ばせて」

シリーズ進出を決め、野手陣全員でヒップタッチをするカープナイン
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 「セCSファイナルS・第4戦、広島8-7DeNA」(15日、マツダスタジアム)

 広島がDeNAの猛追を振り切り、対戦成績を4勝1敗(アドバンテージの1勝を含む)として、25年ぶりに日本シリーズに進出。試合後、32年ぶり日本一への挑戦権を得た広島ナインの中で、CSファイナルSで特に活躍した田中、丸、ジョンソンが共同会見に登場した。一問一答を【上・中・下】で紹介する。

  ◇  ◇

 (【上】から続く)

 丸「初回に6点取って、自分たちの中にも緩みというか、(そういうものが)あった中で、点差を詰められていったんですけど。何とかこっちはリードしているし、1点ずつ着実に点をとっていけば、大丈夫だという話をしていたので。あまりこういう自分たちのスタイルを変えるというのはなかった」

 -最終回の守りは。

 丸「特に心配はしていなかったです。中崎がシーズン同様、いいピッチングをしてくれましたし。欲を言えば、僕ら野手陣が1点でも追加点を取れればよかったと思うんですけど」

 -田中選手の活躍。

 丸「尊敬しかない。今日から田中さんと呼ばせていただこうかなと思います。打席がたくさん回ってくる上位打線ですので、そのまま試合の流れに直結してしまう可能性も高い。しっかり気を引き締めてやりたいなというのもありますし、短期決戦ですので『自分が、自分が』というのではなく、四球でもいいのでつなぐことが大切だなと、今日あらためて思いました」

 -シリーズを振り返って。

 丸「特別な事をしようということはない。試合前に石井コーチも話をされたんですけど。『自分たちの野球をすれば大丈夫だ』と、声を掛けてくださったんで。全員がそれに集中することだけを考えていたと思います」

 -シリーズ全体を振り返って。

 丸「僕の場合は1試合目と2試合目の1本ずつしか打てなかったので。“田中さん”のように毎試合ヒットを打って良い結果を出せるように、僕もしっかりと練習していきたいと思います」

 -チームの雰囲気は。

 丸「短期決戦なので、1球の怖さとか。気付いたら終わってしまうということもあるので、悔いの残らないようにしっかりと準備して、あとは全力でやるだけだと思っています」

 -初戦の勝利が大きかった。

 ジョンソン「どんなシリーズでも頭を取るのは非常に大きなことなので、あの1勝が流れを引き寄せたのかなと思います。自分の力だけではなく、攻撃陣がしっかりと打ってくれて点を取ってくれて、後ろの守備陣もしっかり守って自分を盛り立ててくれたので。チームが勢いづくためには大きな1勝だったと思います」(【下】に続く)

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