【一問一答】広島・緒方監督、ジャクソンの交代遅れ「自分の判断ミス」

 試合終了後、ファンにあいさつする緒方監督(右端)ら広島ナイン=マツダ
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 「日本シリーズ・第6戦、広島4-10日本ハム」(29日、マツダスタジアム)

 広島の32年ぶりの日本一は夢と消えた。地元で2連勝後、札幌ドームで3連敗。崖っぷちに立たされ地元で迎えたこの日は、八回にセットアッパーのジャクソンが2死走者なしから6失点し、試合を決められた。

 試合後の緒方監督の一問一答は以下の通り。

 -日本一を逃したが。

 「敗れたので監督の責任。最後まで応援してもらったファンに申し訳ない。選手は全力を出し切ってくれた。最後まで諦めない姿勢も見せてくれた。下を向くことはない。堂々としてほしい。リーグ優勝して、CSを勝ち上がって、日本シリーズという大舞台に来た。失うものはなく、得るものが多かった戦い。来年、日本一にチャレンジします」

 -八回にジャクソンが打たれた(2死満塁から中田に勝ち越しとなる押し出し四球。投手のバースに中前適時打を浴びた後、レアードには満塁弾を被弾)

 「交代のタイミングを間違えた。自分の判断ミス。(バースに)打ち返された時点で代えるべきだった。本当にいろんなことを勉強させてもらった試合。いい経験になった。自分に力が足りず勝ちきれなかった。選手に責任はない」

 -引退する黒田については。

 「選手から尊敬され、愛され、リーグ優勝に導いてくれた。日本一になって、みんなそろって花道を送り出したいと思っていたんだが、申し訳ない」

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