広島・鈴木がサヨナラ賞 「神ってる」3戦連続決勝弾が評価

トロフィーを手にガッツポーズを決めるソフトバンク・吉村裕基(左)と広島・鈴木誠也=東京・グランドプリンス新高輪(撮影・開出牧)
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 「2016年スカパー!ドラマティック・サヨナラ賞年間大賞」の表彰式が1日、都内のホテルで開催され、広島・鈴木誠也外野手(22)、ソフトバンク・吉村裕基外野手(32)が受賞した。

 初受賞した鈴木は「あの場面ではとにかく自分のスイングをしようと心がけて打席に入りました。ファンの方の笑顔、チームに貢献できたことがよかった」と振り返った。

 同賞の受賞対象となったのは、6月18日のオリックス戦(マツダ)で2点を追う九回、1死一、三塁で左翼スタンドにサヨナラ3ラン。前日17日の同戦にも同点で迎えた延長十二回にサヨナラ2ランを放っており、NPB史上10人目の2試合連続サヨナラ本塁打で試合を決めた。

 19日の同戦では決勝アーチを放ち、劇的3試合連続の決勝弾。緒方孝市監督(47)も「今時の言葉でいうなら、神ってる」と若鯉を称賛していた。

 「来年もこの賞を取れるようにしっかり頑張っていきます」と気を引き締めた。

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