広島MVP新井5000万増でサイン!1億円大台に返り咲き
広島・新井貴浩内野手が15日、広島市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、5000万増の1億1000万円プラス出来高(金額は推定)にサインした。14年オフ、阪神を退団し古巣と契約した際の年俸は2000万円。2年で1億円の大台に返り咲き「たくさん上げていただきました。(球団からは)本当によく頑張ってくれた。ありがとう』という言葉をいただき、うれしかったです」と目尻を下げた。
リーグMVPに輝いた今季。4月には、史上47人目となる通算2000安打を達成。さらに8月2日のヤクルト戦(神宮)で42人目の300本塁打、同月25日の巨人戦(東京ドーム)では、41人目となる通算1000得点を記録した。123試合に出場し、6年ぶりに打率3割台となる打率・300を記録。さらに19本塁打、101打点をマークするなど、チームの25年ぶりのリーグ制覇に大きく貢献した。
来季は40歳で迎えるシーズン。チームでは最年長になる。目標を問われると、前日14日の契約更改後の会見で鈴木が言った「(打率)10割、200本塁打、1000打点」を引き合いに出し「打率11割、201本塁打、1001打点ですかね」と笑顔をのぞかせた。
リーグ2連覇、そして33年ぶりの日本一がチームの目標だ。優勝パレードでは、鯉党の涙や笑顔に多くの勇気をもらった。「あれだけ喜んでもらえると、もっと喜ばせてあげたいと思った。燃え尽き?それはない。逆に燃えています」と力を込めた。