栗山監督、佑の背信投球に怒りで眠れず「何でそうなるんだよって…」
【2012年3月18日付デイリースポーツ記事より】
日本ハム・栗山英樹監督(50)の怒りは一向に収まっていなかった。前日のDeNA戦、開幕投手の最有力候補・斎藤佑の背信投球にイライラを爆発させた指揮官だが、一夜明けた17日も表情は晴れなかった。
前夜は「怒りで寝られなかった」という。「何でそうなるんだよって」。ここまで頭に血が上るのも、2年目右腕への期待値が大きいからこそ。
大役を決断する時期について「早く決めた方がいいんだろうけど、もしかしたら最後の千葉になるかもしれない」。オープン戦最終戦となる25日のロッテ戦まで引き延ばす可能性を示唆した。
「苦しいけど、こんなことを一日中考えられるのは幸せ」。新監督の胸の霧はなかなか晴れないでいるが、3・30の本命は佑ちゃんで揺らぎそうもない。