中日・山崎「年俸以上」ランボルギーニ披露!山本昌も垂涎…少年の瞳に
【2012年3月8日付デイリースポーツ紙面より】
突如現れたスーパーカーにナゴヤ球場が震かんした。中日・山崎武司内野手(43)が7日、新車のランボルギーニ・アヴェンタドールを初公開。ツヤ消しブラックの車体をなでながら、即席の“ナゴヤモーターショー”を開催した。
屋内練習場の入り口前。自販機4台がポツンと並ぶ一角をド派手な1台が占拠した。その主は山崎。球界屈指のカーマニアで通る男は、昨秋から日本でも販売開始された同車を武司コレクションに加えた。
愛車の購入価格はオプション代も含めて約4300万円。昨季年俸の2億5000万円から大幅ダウンとなる年俸3000万円(いずれも推定)で古巣復帰。年俸より高い買い物に「去年の給料で買ったんだよ。今年の給料じゃ(車体の)3分の2しか買えないよ~」と“ギャラリー”の爆笑を誘った。
V型12気筒で排気量6500ccの新開発エンジンを搭載し、最高出力は700馬力に達する。時速100キロに到達するまでの時間は驚きの2・9秒だ。同じくカーマニアの46歳・山本昌も興味津々。後輩からキーを受け取ると少年の瞳で束の間の試乗ドライブを楽しんだ。
ブランコとの開幕4番レースを制するため、この日も屋内練習場でバットを振り込んだ。「2カ月ぐらいしたら売らなきゃならないようにしたい」。爆音をとどろかせ竜の千両役者は走り去った。