オリックスがブラジルに逆転勝ち
「WBC強化試合 オリックス6‐2ブラジル」(26日、京セラドーム大阪)
ブラジル先発はフェルナンデス。オリックスは二回に2四球で1死一、三塁として伊藤のスクイズで先制した。
ブラジル打線は序盤、安打はあるもののつながりを欠いたが五回、オリックスの2番手・ハモンドに対し、2死無走者から一、二塁の好機を作ると松元、マガリャンエスが連続適時打で逆転に成功した。
適時打はいずれもセンターから反対側に打ち返す巧打で、予選で強豪パナマを破った力量の高さを示した。
オリックス打線は六回、原拓、縞田、中村の長打などで一気に4点を挙げて再逆転。八回にも山本の適時二塁打で追加点を挙げた。
ブラジル・ラーキン監督は「われわれは試合までのブランクがあった。その中で、投打でいいこともあった。負けたのは、オリックスがすべてでうちを上回ったということ。でも、日が変わればまた新たに取り組める」と話した。