８日に行われたＷＢＣ第２ラウンド日本‐台湾戦の中継視聴率（テレビ朝日系）が３０・３％、１０日の日本‐オランダ戦（ＴＢＳ系）が３４・４％といずれも３０％台の高視聴率であったことが１１日、分かった。（関東地区。関西は台湾戦３０・１％、オランダ戦３０・０％）

　試合は台湾戦が劇的な逆転、オランダ戦が６本塁打、先発全員安打の１７安打と侍ジャパンの圧勝で、ともに日本の野球ファンには胸のすく内容だった。

　瞬間最高視聴率は台湾戦が十回１死１、２塁で杉内が併殺を取った午後１１時４３分から４４分にかけての４３・０％（関西は同３５分から３６分にかけての４４・３％）、オランダ戦が試合終了直後の午後１０時１分で、４４・６％だった（関西も同時刻で３８・６％）。

　第２ラウンドとしては２００９年の日本‐韓国戦の４０・２％に次ぐ数字だが、３連覇を目指してアメリカに乗り込む１８日からの決勝トーナメントでは、侍ジャパンの活躍にさらに熱い視線が注がれそうだ。（数字はいずれもビデオ・リサーチ調べ）