“ヤマ張り打法”導入で強豪撃破だ!
WBC日本代表・橋上秀樹戦略コーチ(47)が13日、“ヤマ張り打法”の導入を示唆した。決勝ラウンドへ向けて「投手のレベルも上がるはず。ここからは各打者が球種を絞る、ということも必要かもしれない」と話した。
2次ラウンドまでは選手に相手投手の持ち球や配球パターンを伝達。基本的な対策は各打者に任せていたが、橋上コーチは「決勝ラウンドになれば、これまでと同じようにはいかないはず」と話す。相手バッテリーの配球を分析したうえで、狙い球の徹底を指示する可能性を示唆した。
米国の投手力、ドミニカの打力は脅威。両国が決勝ラウンドへ上がってくるとは限らないが「どうせなら、アメリカやドミニカと対戦して世界一になったほうが盛り上がるよね」と自信を見せる。昨年、巨人を日本一に押し上げた“頭脳”が、侍ジャパンの大きな戦力になりそうだ。