侍J“化け物捕手”Y・モリーナを警戒

 「WBC準決勝、日本‐プエルトリコ」(17日、サンフランシスコ)

 野手をメジャー選手主体で構成しているプエルトリコ。橋上戦略コーチが「鉄砲肩というよりも化け物」と評し、警戒したのはY・モリーナ捕手だ。同捕手はカージナルスでプレーし、11年に世界一。昨季は盗塁阻止率48%を記録するなど、5年連続でゴールドグラブを受賞している難敵だ。「あれは走れない。配球を読んで、変化球のタイミングで走らないと成功は難しいと思う」と本音を口にした。

 相手先発のM・サンティアゴは12日の米国戦に4回1/3を投げて5安打3失点で敗戦投手になっている。メジャー経験のない28歳右腕を「巨人にいたディッキー・ゴンザレスに似ている」とした同コーチ。「(制球が)荒れていないから日本にとってはいいかもしれない」と攻略に自信をのぞかせた。

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