安藤美姫、4月に女児出産していた

 フィギュアスケートの元世界選手権女王でソチ冬季五輪シーズンに復帰する安藤美姫(25)が、4月に女児を出産していたことが分かった。1日にテレビ朝日が放送したインタビューで「1人の女性として生きたいという決断で4月に赤ちゃんを無事出産して、母になりました」と告白した。女児の父親については触れず、結婚はしていないという。五輪シーズン限りで引退する意向も表明した。

 安藤選手は2度目の優勝を果たした2011年の世界選手権後に、ニコライ・モロゾフさんとの師弟関係を解消。昨年10月にはコーチ不在による調整不足を理由に同年のグランプリ(GP)シリーズ欠場と発表し、今年1月1日付でトヨタ自動車を退社した。昨年11月のイベント出演を最後に公の場を控えていたが、6月1日のアイスショーで約9カ月ぶりに演技を披露。6月29日からのアイスショーでは今年初めて、ジャンプも披露した。

 安藤はインタビューの中で、モロゾフさんと恋人関係だったことは否定せず。昨年10月にソチ五輪シーズンのショートプログラムを作る際に、おなかに子どもがいることが分かったとし「何て言えばいいの…。赤ちゃんがおなかにいることが分かって、最後まで迷ったというか、自分は嫌だったので、さよなら(中絶)してしまうという答えは。最初は皆さん反対されたんですけど、スケートよりもその子の命の方を選んだ。1人の女性として結論を出させてもらった」と、今年4月に第1子となる3350グラムの女の子を出産したことを明かした。

 また、改めて今季限りの引退を明かし「1人の女性として生きたい」と話した。

 父親については最後まで詳細を明かさなかった。安藤は今年5月に写真週刊誌に、プロスケーターの南里康晴との同棲を報じられたばかりだった。安藤は「プリンスアイスワールド2013東京公演」(12日開幕、東京・ダイドードリンコアイスアリーナ)に14日から2日間、鈴木明子とともにゲスト出演することが決まっている。

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