桐生、ガイドの名前つづり間違えられた

 陸上の最高峰シリーズ、ダイヤモンドリーグ第7戦(英・バーミンガム)の男子100メートルに出場した桐生祥秀(17)=京都・洛南高=が2日、関西空港着の航空機で帰国した。初めて挑んだ海外でのレースは、10秒55で予選落ち。今後はスプリンターとしての能力だけでなく、知名度と語学力のアップも誓った。

 日本歴代2位の10秒01の記録を持つホープも、海の向こうでは無名だった。期間中、報道関係者に配られたメディアガイドの名前のつづりが「KIRYU」ではなく「KIYOU」となっていた。「誰かと思いました。覚えてもらえるように頑張ります」。苦笑いで振り返った。

「英語は必要」 世界のトップレベルと同じピッチに立った大会。だが「そこまで英語がしゃべれないので…」と自己紹介にとどまり、貴重なアドバイスを受けられなかった。「英語は必要だと思った」と、英会話の習得にも意欲を見せた。

 次戦は30日開幕の全国高校総体(大分)。8月には世界選手権(モスクワ)にも出場する。「とてもいい経験になった。今月は練習期間なので、しっかり練習したい」。さらに成長した姿を見せる。

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