把瑠都の途中出場は微妙「時間ほしい」
「大相撲名古屋場所」(7日初日、愛知県体育館)
初日から休場する東前頭6枚目の把瑠都は5日、愛知県西尾市の尾上部屋で「痛くないかと聞かれたら、そうでもない。中途半端な形では出たくない。少し時間がほしい」と状態を説明した。
回復が遅れ、名古屋入り後は稽古で相撲を取っていない。全休すれば来場所の十両陥落は決定的。途中出場の可能性について「ないということもない。ただ、膝が怖い。(十両に)落ちたくない気持ちはあるが、先のことを考えると今のところはけがを治したい」と微妙な言い回しだった。
幕内優勝経験者の十両陥落は過去に高見山や貴闘力ら10人がいる。