ボルトが会見「桐生に重圧かけないで」
陸上男子短距離のウサイン・ボルト(ジャマイカ)が28日、ロンドンで一部メディアと会見し、男子100メートルで日本人初の9秒台突入の期待がかかる桐生祥秀(京都・洛南高)に対し「個人的には大きな重圧をかけないようにしてほしい」と配慮を求めた。桐生について詳しくは知らないとしたが「17歳というのはこの先、長い競技生活が控えている。十分な時間をかけ、陸上を楽しむべきだ」とアドバイスした。
短距離界でドーピング問題が相次ぎ、ライバルやチームメートも陽性反応を示したことには「衝撃を受けた。何かの間違いだったと思いたい」と話した。