海老沼V瞬間にフジの生放送終了…
「柔道世界選手権」(27日、リオデジャネイロ)
男女各1階級が行われ、男子66キロ級でロンドン五輪銅メダルの海老沼匡(23)=パーク24=は決勝でアザマト・ムカノフ(カザフスタン)から大内刈りで一本を奪い、6試合全て一本勝ちで2連覇を達成した。
フジテレビ系の柔道中継が決勝戦の途中、それも大ピンチに陥ったところで終わってしまった‐。男子66キロ級の決勝で、海老沼匡が相手の反則すれすれの技で左肘を痛め、それでも立ち上がって試合が再開されたところで生中継が終了した。
その後の「めざましテレビ」内でメーン司会の三宅アナが「今、柔道決勝やってます。結果は…勝ちました」と伝え、そこでやっと海老沼が一本を取ったシーンが流れた。その間、約5分‐。痛みをこらえて逆転一本勝ち!のシーンは、ライブでは流れなかった。
前日も、男子60キロ級で優勝した高藤の決勝が途中で終了。フジテレビ広報部は「もちろん最後まで入るように編成しているのですが、会場の進行が遅れている。1日目が終わってからも話をしたのですが…」と説明。男子の快進撃とともに、早朝のお茶の間でのヤキモキが続いた。