2020年夏季五輪招致を目指す東京招致委員会の竹田恒和理事長(65)が29日、開催都市を決定する国際オリンピック委員会(IOC)総会への出席で、開催地のブエノスアイレスへ出発した。
2年間、移動距離地球10周分に及ぶ招致活動の集大成に向け「いよいよ最後の勝負。一丸となって、思い伝えたい」と意気込んだ。現地では日本唯一のIOC委員として、票固めのロビー活動を行う。国際的な不安が高まる福島第1原発汚染水問題の、招致への影響については「政府が全面的な責任を持って、早急に事態を収めてくれると確信している」と話した。