白井、桐生…7年後は注目選手ズラリ

 7年後、東京五輪での活躍が期待される白井健三
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 2020年の東京五輪開催が8日、決まった。7年後の東京五輪で早くも主役とみられるアスリートは少なくない。

 注目は体操の白井健三(神奈川・岸根高)だ。17歳の高校2年生は、30日開幕の世界選手権(ベルギー)に日本男子最年少の代表として出場することが決まっている。跳馬では伸身ユルチェンコ3回ひねりに挑戦する予定で、成功すれば技は「シライ」と命名される可能性がある。

 順調に成長すれば、3年後のリオデジャネイロ五輪をステップに、20年は23歳で東京五輪を迎える。これは白井が尊敬する内村航平(コナミ)がロンドン五輪で個人総合金メダルを獲得した時と同じ年齢だ。

 陸上では男子100メートルで4月に日本歴代2位の10秒01をマークした桐生祥秀(京都・洛南高)がいる。日本人初の9秒台突入は目の前。日本陸連の土江寛祐男子短距離副部長は「間違いなく20年までエースでいる存在」と今後の成長を見込んでおり、山県亮太(慶大)とともに五輪の花形種目での活躍が期待される。

 次のリオデジャネイロ五輪から実施競技となる男子ゴルフでは、現在21歳の松山英樹(東北福祉大)と石川遼(カシオ)への期待が高まる。松山は今年の全英オープンで6位に入るなどメジャー制覇も近い。

 卓球女子では近年の全日本選手権で小学生旋風を巻き起こし、国際大会でも活躍する逸材がずらり。中学2年生でJOCエリートアカデミーに所属する加藤美優をはじめ、1年の平野美宇、小学6年の伊藤美誠らは“第2の福原愛、石川佳純”となる存在だ。

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