充実帝京、追う筑波 関東大学ラグビー
関東大学ラグビーは15日に対抗戦、リーグ戦の両グループが開幕する。対抗戦グループの軸は大学選手権4連覇中の帝京大。今季は「打倒トップリーグ」の大目標を掲げている。日本代表CTB中村亮二(4年=鹿児島実)、同候補SH流大(3年=荒尾)、フッカー坂手淳史(2年=京都成章)ら充実の布陣に加え、SO松田力也(1年=伏見工)、FB重一生(1年=常翔学園)ら即戦力ルーキーにも注目だ。
昨季、対抗戦初優勝、大学選手権準優勝の筑波大は日本代表SH内田啓介(3年=伏見工)、WTB福岡堅樹(2年=福岡)に、昨夏高校生で日本代表候補入りしたSO山沢拓也(1年=深谷)も加わった才能集団だ。両雄を追うのが早慶明。早大の日本代表WTB藤田慶和(2年=東福岡)は10月までニュージーランドで武者修行中だ。
リーグ戦東海VS流経 リーグ戦は東海大と流経大の優勝争いが続いている。東海大は7人制W杯で自信をつけた小原政佑(3年=東海大仰星)、日本代表に練習生で招集された石井魁(2年=保善)の両WTBが軸。流経大は昨季1年生ながらリーグ戦の得点王となったSO合谷和弘(2年=流経大柏)がカギを握る。注目は古豪法大。東福岡を高校3連覇に導いた谷崎重幸新監督の手腕が楽しみだ。