ワイズマンデルTAが日本代表を指揮
日本ラグビー協会は18日、脳梗塞で都内の病院に入院中の日本代表のエディー・ジョーンズヘッドコーチ=HC(53)に代わり、11月2日のニュージーランド戦(秩父宮)と同3日からの欧州遠征については日本代表テクニカルアドバイザーのスコット・ワイズマンデル氏(42)が指揮を執ると発表した。
協会によると、ジョーンズHCは出張先から帰郷した15日夜に頭痛などを訴えて都内の病院に向かい、軽い脳梗塞の疑いがあるとそのまま入院。その後の精密検査の結果、脳梗塞と診断された。意識ははっきりしており会話も可能だが、左の手足に軽い運動障害があるという。18日には集中治療室から一般病棟に移ったが、今後も入院加療を行う予定。
昨年4月から代表を率いるジョーンズHCは、協会を通じて、「オールブラックス戦や遠征を目前にした大切な時期に、皆様にご心配をかけ申し訳なく思います。自分でチームを率いることができないのは残念ですが、引き続き日本代表チームへの応援をお願いします」とコメントした。