遠藤23歳の誓い「初心忘れない」
大相撲の秋巡業が19日、静岡県浜松市内で再開し23歳の誕生日を迎えた幕内遠藤(追手風)は「初心を忘れずに精進したい」と誓いを新たにした。
所要3場所のスピード新入幕を果たした先場所は、9勝しながら左足首捻挫のために途中休場。この日は今巡業で初めて取組に参加するなど回復は順調だ。初体験の子どもとの稽古では、土俵外に押し出される際にバランスを崩す場面も。無事だったが「あ、終わった、と思った」と苦笑いを浮かべた。
22歳の1年間を「プロに入ったのもそうですけど、何より大きいのは大学の団体優勝ですね」と、主将として日大を率いた昨年11月の全国学生選手権に重きを置いた遠藤。大相撲での目標は、まだ先と言わんばかりだった。