町田のコーチ万歳三唱「努力が実った」
「フィギュアGPシリーズ・スケートアメリカ」(19日、デトロイト)
男子フリーはSP首位の町田樹(23)=関大=が174・20点でトップとなり、SPと合わせ世界歴代5位の合計265・38点をマークし、昨季の中国杯に続くGP2勝目を挙げた。
4月から町田を指導する大西勝敬コーチ(59)は大阪の自宅で吉報に触れ、万歳三唱をしたという。「真面目で教えがいのある選手。毎日朝晩、休まずにコツコツと基礎から見直した努力が実った。このまま順調にいけば、五輪代表争いでもいい勝負になる」と教え子の成長を喜んだ。浅田ら数々のトップ選手を育ててきた佐藤信夫コーチの門下生で「基礎が大切とたたき込まれた」と述懐した。