メダル1号は?2月7日ソチ五輪開幕
4年に1度の雪と氷の祭典が、いよいよ2月7日に開幕する。2014年の開催にちなみ、開会式は現地時間20時14分(日本時間25時14分)スタート。冬季五輪史上最多となる7競技、98種目の熱戦が幕を開ける。
新種目のフィギュア団体は一足早く、同6日から始まる。男女シングル、ペア、アイスダンスに各国1人(1組)ずつが出場(シングルのSPとフリーの選手の変更可能)して合計得点を競う。
スキーのノルディック、ジャンプと距離は1月7日、ノルディック複合、フリースタイルとスノーボードのハーフパイプは同14日、アルペンとフリースタイル、モーグルなどその他の種目は同20日に代表が発表される。
5大会連続五輪出場が濃厚なスキー、女子モーグル・上村愛子(34)=北野建設=のメダルへの戦いも2月6日にスタートする。
日本勢メダル第1号の可能性が高いのは、新種目のスノーボード男子スロープスタイルに出場予定の17歳、角野友基(日産X‐TRAIL)だ。12‐13年には国際スキー連盟主催のスロープスタイルW杯で日本人初優勝。総合王者にもなった。決勝は同8日午後5時45分から。
スキー、ジャンプ女子では高梨沙羅(17)=クラレ=が、12日午前2時半から2本の飛翔で初代女王を狙う。
誰もが有終の金メダルを願うフィギュアの浅田真央(23)=中京大=の女子シングルは20日24時から、男子の若きエース・羽生結弦(19)=ANA=の男子シングルは14日24時からフリーが始まる。
10年バンクーバー五輪スピードスケート男子500メートルで銀、銅メダルの長島圭一郎(31)、加藤条治(28)=ともに日本電産サンキョー、女子短距離のエース小平奈緒(27)=相沢病院=は健在。女子1500メートル、団体追い抜きの菊池彩花(26)=富士急=は、ショートトラック代表の妹・萌水(21)=早大=との姉妹五輪に臨む。
初めて予選を突破して98年長野以来の出場を決めたアイスホッケー女子は9日から、5大会連続出場のカーリング女子は11日からリーグ戦が始まる。
3度目の五輪で頂点を狙う複合のエース・渡部暁斗(25)=北野建設=は12日に個人ノーマルヒル、18日に同ラージヒルに挑む。