町田「未知なるフロンティア」で活躍だ
高橋大輔(27)=関大大学院=とともに関大壮行会に出席した町田樹(23)=関大=は、“氷上の哲学者”の異名通り、独特の表現で意気込みを語った。
「去年1年間、僕は“ソチ五輪第6の男”と称されてきましたが、東奔西走したかいあり、また皆様のご支援もあり、幸いにも五輪切符を獲得することができました」とあいさつ。初の夢舞台に向けて「いまだに夢のよう。僕にとっては未知なるフロンティアだ。一世一代の夢舞台だし、身体表現を通して語ってきたい」と“町田語録”全開で意気込んだ。
正月は実家のある広島で「すべてをシャットダウンして」過ごした。今後は2月上旬にソチ入りし、個人戦に備える予定。「シングルまで1週間以上ある。いかに動揺しないでいけるかが僕にとっての人事。最初で最後の五輪。メダルを獲りたいと思っているし、うまくいけば取れると思う」。単なるビッグマウスには聞こえない妙な頼もしさが、この男の言葉にはある。