村上、五輪は個人戦専念 台北で最後の実戦

 ソチ五輪フィギュアスケート代表の村上佳菜子(19)=中京大=が20日、四大陸選手権(22~25日)が開かれる台北へ、中部国際空港から出発した。

 髪の毛の一部を「自分の中でブームで好き」という青色に染めて空港にやってきた村上。五輪前最後の実戦となる四大陸選手権へ「調子は悪くないので、ここでいい演技ができたらオリンピックにもつながると思う。全日本選手権のように自分をしっかりアピールする演技をしたい」と意気込んだ。

 昨年末の全日本選手権後に変えたスケート靴が足に合わず、「右足首と腰が痛かった」と直前まで出場を迷ったが、五輪本番で最終組で演技するのに必要なポイントを稼ぐために、出場を決意。同行する山田満知子コーチ(70)も「出場を決めてからは調子は上向き」と期待を寄せた。

 出発前には同じ五輪代表の浅田真央や鈴木明子から「頑張ってきてね」と激励を受けたという。一方で五輪の団体戦は「真央ちゃんと(鈴木)アッコちゃんに頑張ってもらう」と個人戦に専念する予定。台北でソチにつながる演技を見せる。

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