サオリン好調!トルコ翻弄し日本2連勝

 「バレーボール女子ワールドGP・決勝リーグ第2日、日本3ー0トルコ」(21日、有明コロシアム)

 ロンドン五輪銅メダルで世界ランキング3位の日本は同11位のトルコを3‐0で下し、2連勝の勝ち点6で首位に立った。22日は中国と対戦する。トルコは同2。第1セットの日本は石井(久光製薬)らの強打で圧倒し、第2セットは粘り強い守備から反撃して連取。第3セットも木村(東レ)や長岡(久光製薬)の活躍で相手を寄せ付けなかった。ロンドン五輪金メダルのブラジルは中国に快勝し、勝ち点4とした。

 新戦術「ハイブリッド6」に取り組む日本はどこからでも得点できる陣容であることを証明した。コート上の6人が流動的に動き回り、進境著しいトルコを翻弄(ほんろう)。真鍋監督も「きょうは代わった選手が活躍してくれた」と満足そうだった。

 攻撃はセッターがトスを上げる際、4人がスパイクに備えて動きだす。相手は197センチの長身センター、アクマンを筆頭に大型選手が並び、平均身長は日本を大きく上回る。その高い壁を振り回して打ち破った。

 先発に名を連ねた石井が序盤から強打を重ねた。「ポイントゲッターとして入ったので、ブロックを気にせずぶっ飛ばそうと思った」と胸を張った。第3戦は中国戦。監督は「一致団結して頑張りたい」と3連勝が懸かる一戦を見据えた。

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