冨田、韓国で裁判請求 来月1日初公判

 韓国・仁川アジア大会でカメラを盗んだとして略式起訴され、罰金を納付した競泳の冨田尚弥(25)側が、実際には盗んでいないとして、19日に正式裁判を申し立てたことが分かった。仁川地検が21日明らかにした。12月1日に仁川地裁で初公判が開かれる。

 冨田はアジア大会中の9月25日に競泳会場で韓国メディアのカメラを盗んだとして、略式起訴された。だが今月6日に名古屋市内で記者会見し「カメラは盗んでいない」と窃盗行為を否定。見知らぬ人物からカメラをバッグに入れられたと主張し、韓国警察に再調査を求めた。

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