白鵬と一問一答「言葉にならない」

 「大相撲九州場所・千秋楽」(23日、福岡国際センター)

 白鵬が鶴竜との横綱決戦を寄り切りで制して14勝1敗とし、大鵬に並ぶ史上最多32回目の優勝を果たした。4場所連続優勝を飾った白鵬は、昨年1月に死去した「昭和の大横綱」と肩を並べる大記録に、涙が止まらなかった。以下、白鵬と一問一答。

 -32度目の優勝を成し遂げた。

 「言葉にならない」

 -頭によぎるのは。

「14年前は(体重)62キロの小さい少年がここまで来るとは誰も想像しなかったと思う。この優勝に恥じないよう、今後も一生懸命頑張っていきたい」

 -花道に下がる時は目が潤んでいた。

 「ほっとした。前半で1敗して苦しい中、全部(の思いが)入ってきた」

 -今回の優勝の味は。

 「一生忘れられない出来事だ」

 -モンゴル語で優勝スピーチすることは決めていたか。

 「待ちに待った優勝だからね。優勝したら言うと決めていた」

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