ロシアが国を挙げてドーピング?
ロシアで国を挙げたドーピングが行われている疑いがあると3日、ドイツ公共放送ARDが報じ、陸上女子マラソンのリリア・ショブホワが陽性反応を示したデータを隠して2012年ロンドン五輪に出るため、11~12年に計45万ユーロ(約6660万円)をロシア陸連幹部に支払ったとする本人の証言が紹介された。国際陸連(IAAF)関係者も関与したという。
国際オリンピック委員会(IOC)のマーク・アダムス広報部長はこの問題について「全ての調査結果を待ちたい。深刻な疑惑だ」との見解を示した。他競技に拡大する可能性も出ており「必要となれば行動に出る」とした。