沙羅いざW杯ジャンプ総合3連覇へ
ノルディックスキーのW杯ジャンプ女子は5日、リレハンメルで開幕し、18歳の高梨沙羅(クラレ)が個人総合3連覇に向けてスタートを切る。ソチ冬季五輪で4位にとどまった日本のエースが、新たなシーズンをどう滑りだすかが注目される。
夏のシーズンはGPで2勝、コンチネンタル杯でも2勝し、国内大会を含め12戦全勝だった。「夏場に土台をつくることができた」との手応えがある。11月17日に日本を離れて欧州で調整し、開幕戦に備えてきた。初戦で好感触をつかみ、来年2月に始まる世界選手権(ファルン=スウェーデン)に弾みをつけたい。
年内のW杯ジャンプ女子は5日の1試合だけ。来年1月に札幌、山形市蔵王で2試合ずつが行われ、3月までの計14戦で総合優勝を争う。