明大2位、66年ぶり総合Vへ約5分差
「箱根駅伝・往路」(2日、大手町~箱根町=5区間)
1949年以来、66年ぶりの総合優勝を狙う明大が2位に食い込む健闘を見せた。5区の文元慧(4年)が、20キロすぎに失速した駒大の馬場を捉えて2番手に浮上。トップでゴールした青学大からは4分59秒遅れたものの、往路を2位で終えるのは明大にとって64年ぶりの快挙だ。
「きょうは5人が5人ともよく走ってくれた。1区からハイペースになってくれればと思っていたが、その通りの展開になった」と西弘美監督(62)。1区の横手健(3年)をはじめ、5人全員が区間6位以内の安定した走りで往路を乗り切った。
復路は9区の木村慎(3年)以外は初の箱根。西監督は「復路のことを考えるとヒヤヒヤだが、2位でいいとは思っていない。目指すは優勝です」と選手の奮起を促した。