松本腰痛も五輪へ意欲 テーマは「受」
柔道の日本女子が14日、都内で強化合宿を公開し、女子57キロ級ロンドン五輪金メダリストの松本薫(27)=フォーリーフジャパン=は、12月のグランドスラム東京前に発症した腰痛を抱えながらも、2連覇の懸かるリオ五輪代表入りに向け、意欲をにじませた。
“野獣”は苦しみの中にいた。回復傾向にあるとはいえ「ほぼヘルニア」という腰の状態は深刻。「ストレスですね。(練習も)集中できるのは2本連続ぐらい。あとは柔道を忘れないようにやっている」と明かした。
それでも希望は捨てていない。代表選考レースが本格的になる今年のテーマは「受」。「五輪が近づき焦る部分も出てくるけど、自分の立場を受け入れ、目先のことを考えずに成長したい」と力を込めた。