埼玉初V 県挙げての強化が結実
「全国都道府県対抗男子駅伝」(18日、広島市平和記念公園前発着=7区間)
埼玉が歴代3位の好記録となる2時間19分14秒で初優勝した。
昨年2位の屈辱を晴らした。埼玉が4区からトップを守り悲願の優勝。両手を広げ、ゴールに飛び込んだ主将の服部(ホンダ)は「前の走者たちがつないできてくれたタスキでゴールテープを切れて誇りに思う」と感激の涙を浮かべた。
2区橋本(川角中)、4区小山(松山高)が区間賞を獲得する快走を見せた。今年からチームを率いる北村亮祐監督は「思った以上に走ることができた。力以上のものを出した」と、歴代3位の好タイムを喜んだ。
服部や、3区設楽悠(ホンダ)が高校時代から“チーム埼玉”の意識を高めるために中高校生合同の強化合宿を開催。県を挙げて強化に取り組んできたことが実を結んだ。