「全豪オープンテニス」（２７日、メルボルン）

　日本勢初の四大大会制覇を目指す錦織圭（２５）＝日清食品＝とスタニスラス・ワウリンカ（２９）＝スイス＝が対戦する男子シングルス準々決勝は２８日の第３試合で行われることが決まった。

　第４シードのワウリンカは、同じスイスに四大大会で男子最多１７勝のフェデラーがいる。その陰に隠れる“第二の男”だったが、昨年の全豪を２８歳で制し、ようやく花開いた。２連覇が懸かる今大会は注目度も高い。

　錦織とは開幕日に練習した間柄だ。「決定打を放てる選手」と相手を高く評価しつつ、昨年の全米で敗れた悔しさは忘れない。「またゼロからのスタートになる。どう対処するか見ていてよ」と自信をのぞかせた。