川内8位「練習量半分」も粘り見せる
「延岡西日本マラソン」(8日、延岡市役所前発着)
初マラソンの北島寿典(30)=安川電機=が2時間12分28秒で優勝した。仁川アジア大会男子銅メダルの川内優輝(27)=埼玉県庁=は2時間15分16秒で8位だった。今大会から参加可能になった女子は、箱山侑香(ワコール)が2時間39分34秒で制した。
川内は昨年12月の防府読売マラソン後に左足首を捻挫したという。「練習量は(普段の)半分、質は10分の1以下だった」。そんな調整不足の中での8位に「粘れるだけ粘れた」と手応えを口にした。来年のリオデジャネイロ五輪を目指す公務員ランナーは「3月のソウル(国際マラソン)でサブテンまで戻して、その後は福岡(国際マラソン)に合わせたい」と話した。