真央、中国杯とNHK杯で国際舞台復帰
国際スケート連盟(ISU)は15日、スイスで会議を開き、10月下旬に開幕する来季のGPシリーズ全6戦の出場選手を決定した。
1年間の休養を経て、現役続行を決めた元世界女王の浅田真央(24)=中京大=は、第3戦の中国杯(11月6日開幕・北京)と、最終第6戦のNHK杯(11月27日開幕・長野)の2試合に出場する。
想定よりも早い国際舞台の復帰に、3年後の18年平昌五輪を控える韓国のメディアも反応。16日の韓国スポーツ紙の「スポーツソウル」電子版は「浅田真央が金を獲るために平昌に来る」との見出しで報道。「フィギュア界の関心は彼女が金メダルの悲願のために18年まで選手生活を延長するかに集まっている。今の状態なら平昌五輪に出る可能性は高い」と推測した。
男子のソチ五輪金メダリスト、羽生結弦(20)=ANA=は、第2戦のスケートカナダ(10月29日開幕・レスブリッジ)と、NHK杯となった。
同シリーズは上位6選手がGPファイナル(12月10日開幕・バルセロナ)に進出する。