“篠原トーク”に選手困惑「夜だけでなく畳の上でも野生的に…」

 【2009年8月13日デイリースポーツ紙面より】

 世界選手権に挑む男子柔道代表の壮行会が12日、都内で行われ、篠原信一監督(36)率いる7戦士が登場。ギャグや下ネタ満載の“篠原トーク”がさく裂した。90キロ級の小野卓志(了徳寺学園職)に「野性的なのは夜だけでなく、畳の上でも野性的でいられるように」と珍アドバイスし、フジテレビ・平井理央アナウンサーを相手に背負い投げを実演する場面では「オレが」と選手を差し置いて名乗りを上げた。

 目標は全7階級での金メダル。篠原監督は「泣きが入りながら稽古(けいこ)してきた。穴井も小野も。棟田は目に涙、鼻を垂らしながら。必ずいい結果が出る稽古だった」と熱弁。かと思えば「メダルを取ったら選手のおごりで食事に行く」と勝手に宣言。選手に困惑顔、ファンには笑顔をもたらしていた。 

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