レスリング木村、女子初の国立大選手V
「レスリング・全日本選抜選手権」(19日、代々木第二体育館)
世界選手権(9月・米ラスベガス)代表選考会を兼ねて男女計9階級が行われ、男子フリースタイル65キロ級は昨年12月の全日本選手権王者の石田智嗣(警視庁)が2連覇を飾り、世界選手権代表入りを決めた。女子は60キロ級で栄希和(至学館大)が優勝。55キロ級は木村安里(群馬大)が制した。女子の代表は、大会後に日本レスリング協会の強化委員会で決まる。
木村は、昨年12月の全日本選手権2位に続く好成績で優勝し、世界選手権代表に大きく前進した。日本協会によると、全日本選手権と合わせて女子の国立大選手では初V。「すごくうれしい。群馬大はあまり知られていないので、思い切りできている」と頬を紅潮させた。