日馬、初日妙義戦 今場所は俺が賜杯だ
「大相撲名古屋場所」(12日初日、愛知県体育館)
日本相撲協会は10日、愛知県体育館で取組編成会議を開き、2日目までの取組を決定した。
横綱・日馬富士(31)=伊勢ヶ浜=は夏場所直後の5月26日に、都内の病院で右ヒジの遊離軟骨の除去手術を受け、6月29日の番付発表後に本格的な稽古を再開。急ピッチの調整で本場所に間に合わせてきた。
10日は宝富士(28)を相手に立ち合いの当たりを入念に確認。稽古が終わると即席でサイン会を開き、快く記念撮影を行うなどファンサービスに務めた。
初日は小結・妙義龍(28)=境川=、2日目は栃ノ心(27)=春日野=と実力者の挑戦を受ける。「自分なりに稽古をして体をつくってきたし、出る以上はどうのこうのは言えない。支えてくれた人に恩返ししたい」と、10場所ぶりの優勝へ意欲を見せた。