バレー女子は米に完敗…リオ切符お預け

 「バレーボール女子W杯、米国3-1日本」(5日、日本ガイシホール)

 世界ランク5位の日本は同1位の米国に敗れ、今大会上位2カ国に与えられる16年リオデジャネイロ五輪出場権を逃した。第1セットを先取したが、第2セット以降は米国の高さに屈し、逆転負け。来年5月の世界最終予選兼アジア大陸予選(東京など)で再度、五輪切符獲得に挑む。6日の最終戦は、世界ランク3位の中国と対戦する。

 世界女王の壁は厚かった。勝つしかなかった日本だったが、米国に完敗。五輪切符は来年5月の世界最終予選兼アジア大陸予選に持ち越しとなった。

 米国の圧倒的な高さに攻撃が跳ね返された。実にブロックポイント16点を献上し、木村沙織主将(東レ)は「自分たちのミスから相手を乗せた。何か、もう1つ足りなかった」と唇をかみしめた。

 準備万端のはずだった。開催地特権をフル活用し、前回のW杯で敗れた開幕戦と、苦戦した休養日明けに世界ランクの低いチームと当たるように配置。大会前には「ロンドン五輪以来の厳しさ。選手の腕に青アザができるほど」(真鍋監督)の練習で態勢を整えたが、高さとパワーに勝る上位チームとの力の差は明らか。来年に向け、大きな課題を突きつけられた。

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