バレー男子、米国に圧倒され1勝1敗
「バレーボール・男子W杯、米国3-1日本」(9日、広島県立総合体育館)
リオデジャネイロ五輪の出場2枠を争う大会で、世界ランク20位の日本は同5位の米国に1-3で敗れて1勝1敗となった。日本は第2セット、石川祐希(中大)らの活躍で25-21と奪い返したが、第3、4セットとも米国の強打に圧倒された。米国は2連勝。日本は10日、開幕2連敗のオーストラリアと対戦する。
日本は北京五輪優勝の実績を持つ米国から1セットを奪ったが、持続できなかった。第2セット、17-15から石川の鋭いサーブで崩して連続得点。競り合いから抜け出してセットを取った。南部監督の「16点ぐらいまでサイドアウトを繰り返してついていって、終盤、ビッグサーバーのところで均衡を破る」との狙いも、最後は押し切られた。