赤井ジュニア初陣星 父・英和絶叫!

 「全日本アマチュアボクシング選手権・関西ブロック選考会」(12日、関大)

 タレントで元プロボクサー・赤井英和(56)の長男・英五郎(20)がアマチュアボクサーとしてデビュー戦勝利を飾った。ミドル級(75キロ以下)で出場し、福森心太(大商大1年)を判定2-1で撃破。13日の関西ブロック代表を決める決勝に進んだ。舞台稽古中だった父は初陣星報告に電話口で絶叫した。競技開始わずか1年半で見せたセンスとパワー。“浪速のロッキー2世”が20年東京五輪の星になる。

 父譲りの身体能力はホンモノだ。昨年2月に初めてグローブを握った英五郎が、わずか1年半で高校総体8強の実力者を破った。

 父から「ダブルジャブや」と助言を受けての初陣。1回から左ジャブを突き、強烈な左右フックをヒットさせた。2回もフェイントを入れつつ、ロープに詰め、強打で圧倒した。

 判定2-1の辛勝に「全然満足していない」と言うが人生初試合で満点ファイト。舞台稽古のため観戦できなかった父は、佳子夫人からの電話報告に「ワーッ!」と絶叫。「ちょっとの差でも勝ったらええねん」と喜んだ。

 英五郎は小6から米ハワイに留学。179センチの体格で高校ではアメフット選手として活躍した。カリフォルニアの大学に進学後、「偉大な父を超えるのが夢であり目標」と米のジムに通い競技を開始。5月から大学を休学し帰国。都内で帝拳ジムに通い技術を磨いた。父がCMを務める「ライザップ」流の食事法で75キロをキープし今回の初実戦を迎えた。

 父は80年モスクワ五輪の代表候補だったがかなわず。現在、近大の総監督で日本ボクシング連盟の理事も務める父とともに、20年東京五輪が目標となる。

 「親の看板でリングに立つのじゃなく、自分の名前で僕自身の力で相手から危険と見なされるくらいの選手になる。父はまだ一万歩くらい先にいる」。偉大な父を追う“浪速のロッキー2世”。まずは13日の決勝に勝ち、全日本選手権への出場を決める。

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