レスリング会長が反省丸刈り、大説教
レスリングの世界選手権男子フリースタイル代表が14日、米ラスベガスから成田空港着の航空機で帰国した。グレコローマンスタイルを含め、男子は世界選手権でリオデジャネイロ五輪出場枠(5位以内)を1つも獲得できなかった。日本協会の福田富昭会長(73)は「私の責任」と頭を丸め「格闘精神が足りない」と一喝。進退伺を提出した栄和人強化本部長については続投させた。
空港で約30分間のミーティングを行い、リオに向けて危機感を募らせた。「男子は(1952年)ヘルシンキ五輪からメダルを落としていない。実力はあるのに、戦う姿勢がない!!」(福田会長)。喝を入れられた男子フリーの和田強化委員長は「リオに向けて精神的なことをきつく言われた」と襟を正した。