ホラニ4年前の悔しさ胸に出番待つ

 「ラグビーW杯・1次リーグB組、日本‐サモア」(10月3日、ミルトンキーンズ)

 日本代表は26日、第3戦となる10月3日のサモア戦へ向け当地のウォリックスクールで、軽いメニューでの練習を再開した。スコットランド戦で負傷退場したナンバー8マフィの復帰時期が見えないだけに、8強入りをかけて正念場となるサモア戦では、最初の2戦でメンバーを外れたホラニ龍コリニアシ(パナソニック)がキーマンになりそうだ。

 南アフリカ、スコットランドとの2試合では出番のなかったナンバー8ホラニが、出番に胸を高ぶらせている。

 「みんな、良いプレーをしていたから、オレも早く試合に出たくてウズウズしていたんだ」

 2008年の代表デビュー以来、日本FWの要として活躍してきた。11年のW杯で中心選手として期待されたが、フランスとの初戦で膝を負傷。途中退場に追い込まれ、そのままチームを離れた。

 「悔しかった。それにオレは、W杯はまだその20分しかプレーしていないんだ」

 4年前の悔しさを晴らすため、そして、目標の8強進出をつかみ取るために。ホラニはサモアとの決戦に、照準を定めた。

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