体操・加藤 父裕之監督のコナミに入社
コナミスポーツクラブは1日、体操世界選手権団体金メダルメンバーの加藤凌平(22)=順大=が来年4月に入社することを発表した。同チームの監督は加藤の父裕之さんが務めており、“親子鷹”で16年リオデジャネイロ五輪出場を目指す。
絶対王者の内村航平(26)や田中佑典(25)ら豪華メンバーを擁するチームに“次代のエース”も加わる。加藤は「リオ五輪でメンバーに入り、団体金メダルに貢献したい。20年東京五輪にも照準を合わせて、頑張っていきたい」と、抱負を語った。
幼少期から世界選手権代表で、平行棒で「カトウヒロユキ」とついた技も持つ父裕之さんに連れられ、埼玉県草加市内にあるコナミの体育館で遊んでいたという。思い出の場所で父の指導を受けることに「頼りになるし、尊敬できる父。今まではライバルチームだったけど、これからは全力でサポートしてくれると思う。期待に応えたい」と、端正なマスクを引き締めた。
ただ、裕之さんから「父に似たのかイケメンばかりが先行しがちですが」と紹介されたことには「顔は母似です」と、きっぱり言い切っていた。