陸連強化副部長、佐々木の8分台を評価
「福岡国際マラソン」(6日、平和台陸上競技場発着)
16年リオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねて行われ、“最強市民ランナー”川内優輝(28)=埼玉県庁=は2時間12分48秒で日本人4番手の8位に終わり、五輪出場は絶望的となった。ベテランの佐々木悟(30)=旭化成=が2時間8分56秒で日本人トップの3位に入り、初の五輪出場へ前進。
日本人トップの佐々木について、日本陸連の酒井強化副部長は「タイムは(設定記録に)届かなかったが、8分台は評価できる。外国人が強力な中での3位は大きい」と話した。また、宗猛男子マラソン部長も「9分を切ると切らないとでは全然違う」と評価。旭化成の総監督としては「30歳になって五輪はぎりぎり。何か何でもという気持ちになったと思う」と、まな弟子の思いを代弁していた。