白井健三リオ五輪へ跳馬で新大技投入も
16年リオデジャネイロ五輪で金メダルを狙う体操男子の内村航平(27)=コナミスポーツ、白井健三(19)=日体大=ら強化選手の新春合宿が10日、都内で公開された。
床の世界王者で、リオ五輪でも金メダル最有力候補に挙げられる白井は、もう1つの得意種目・跳馬で、国際大会で成功させれば跳馬では自身2つ目新技「シライ2」となる可能性がある伸身ユルチェンコ3回半ひねりや、内村も構成に組み込んでいる大技リ・シャオペンなどを精力的に練習。「攻める体操がテーマ。1、2月でどんな技をやるか固めたい」と、意気込んだ。
まずは春からの代表選考会で、五輪切符獲得を狙う。あの“絶対王者”内村が「健三は本当にこっちが期待しすぎても期待以上のことをやってくれる。尊敬しますよ」と舌を巻く19歳は、「選考基準に合わせるんじゃなくて、圧倒的な数字(得点)で代表に入っていきたい」と、頼もしかった。