野口みずき“ラストラン”にQちゃん涙
「名古屋ウィメンズマラソン」(13日、ナゴヤドーム発着)
リオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねて行われ、最後の五輪挑戦を明言していた04年アテネ五輪金メダリストの野口みずき(37)=シスメックス=は2時間33分54秒で23位。去就は明言しなかったが、02年に初優勝を飾った地で3年ぶりに完走すると、ゴール後は万感の思いを口にした。
野口の“ラストラン”を見届けたシドニー五輪金メダリストの高橋尚子さんは「ずっと辛い時を見てたので…。ゴールを見てウルっときました」と、涙。レース後、野口から「今まで言えなかったんですけど、私、ずっと高橋さんが憧れでした。金メダルを獲れたのも、日本記録を出せたのも、ずっと追いつけない存在があったから。今の私があるのは高橋さんのおかげです」と思いを明かされたそうで「2人で号泣しました」と笑った。