松本反省「待て」の声は観客からだった
リオデジャネイロ五輪の柔道男女6階級の代表12人(最重量級を除く)が4日、都内で会見した。ロンドン五輪女子57キロ級金メダリストの松本薫(ベネシード)は、前日の全日本選抜体重別選手権の準決勝で「待て」が掛かったと勘違いし、寝技で一本負けしたことに「待て」が観客席からのものだったことを明かし、反省した。
試合直後は「自分は悪くない」と怒りが収まらない様子だったが、「審判の方に抗議して申し訳ありませんでした。自分の勘違いで観客席からの声だった。最後まで試合に集中してなかったということ」と反省しきり。五輪へ向け「野獣じゃなく、知性のある野獣というところを見てもらいたい」と前を向いた。