15歳・今井月がリオ切符「夢みたい」
「競泳日本選手権・リオデジャネイロ五輪代表選考会」(7日、辰巳国際水泳場)
女子200メートル個人メドレーの決勝が行われ、高校生になったばかりの15歳の今井月(るな、愛知・豊川高)が、2分10秒76の世界ジュニア新記録で2位に入り、初の五輪出場を決めた。
「最後は死ぬ気で泳ぎました」。昨秋から本格的に始めたばかりの個人メドレー。100メートルの折り返しでは8番手だったが、得意の平泳ぎから怒涛(どとう)の追い込みで、世界選手権銀メダルの渡部らを退けた。
今大会では同い年の池江ら同世代が大活躍。自らも続き「次は自分の番だと思っていた。でも、すごい夢みたい」とニッコリ。8日からは得意の200メートル平泳ぎが始まるが「メーンが残ってる。でもたぶん今日は寝れないです」と、茶目っ気たっぷりに笑った。