松本薫ら五輪代表10人がマスターズ出場
全日本柔道連盟は17日、メキシコで27~29日に行われるマスターズ大会に、リオデジャネイロ五輪代表男女14人のうち10人を派遣すると発表した。女子は五輪2連覇を狙う57キロ級の松本薫(ベネシード)、五輪3大会連続出場となる52キロ級の中村美里(三井住友海上)ら全7代表がエントリー。男子は100キロ超級の原沢久喜(日本中央競馬会)や60キロ級の高藤直寿(パーク24)ら代表3選手が出場する。
マスターズ大会は五輪と世界選手権に次いで格付けが高く、原則として世界ランキング16位以内の選手で争われる。5月末の世界ランク8位以内が五輪の組み合わせでシードされる。選手にとっては実戦感覚を養うとともに、ランクを上げるためのポイントを稼ぐ前哨戦となる。